学校案内

学習支援体制

本校では医学教育の中でも効果の高いとされている学習方法を積極的に導入しています。

1.学習者中心教育 【学習者の意欲を高める教育方法】

①統合カリキュラムの導入

患者様の治療をするためには、病気についての知識、それを検査・治療するための知識や技術が必要です。
従来の教育では、それらの内容が別々の独立した科目の学習で終わってしまっており、各科目で学習した別々の知識を一人の患者様に対してどのように選択し、使えばいいのか分からないという状況に陥り易くありました。
そこで、それぞれのアイテムの学習と同時に、知識の選択方法やそれを総合的に考える思考方法を同時に学習する科目を導入し、"実際に使える知識"となるよう学習をおこなっています。

②問題解決型学習(チュートリアル学習)の導入 【自己学習】

問題解決型学習 いわゆる「座学」と呼ばれる一方的な知識を教員が解説するだけの講義ではなく、教員からの問題提起に対し、学生自身が答えを導き出す形態の講義を多く導入しています。
これは成人学習理論に根拠をもった効果の高いとされている学習方法です。ただ一方的に知識を与えられ覚えるのではなく、その知識を実際に使いながら、問題を解決することで学習を深めていく方法です。

③ワークショップ(参加体験型グループ学習)の導入
ワークショップ

本校では、教員1人対学生40人という形態の講義は極力少なくしています。学生個人が自分の力で問題を解決していくことも大切ですが、一人の知恵だけでは限界があります。
そこで、複数人のグループで問題に取り組むことで、問題を打開する新たな視点やアイデアが生まれ、自身の知識や思考の幅に広がりを持つことができます。

2.学習効果の高い実習時期の選択

本校では実習に関しても重きを置いており、国の指定時間以上の時間を割り当てています。学内でいくら知識や技術を学習しても、どうしても机上の空論となってしまう部分があります。「百聞は一見にしかず」ということわざがあるように、実際の臨床現場では患者様から学ぶことが非常に多くあります。
各学年とも半年に1回は実習があり、学内の先行学習としての実習や、知識・技術の総まとめとしての実践実習など、いずれも最も学習効果が高いと思われる時期に、形態を変えた実習を行っています。

3.基礎医学と問題解決思考を重視した教育

医学の分野が日進月歩であり、日々新しい治療方法が開発・導入されてきます。しかし、基礎医学(人間の体の仕組みや病気そのもの)が激変することはあまりありません。
本校では、基礎医学に重点を置くことで、新しいものに対してもきちんと基礎に立ち返り、その有効性を検討できることを大切にしています。

4.OSCE(客観的臨床能力試験)の導入

理学療法士・作業療法士は技術職であり、患者様との接し方から、検査・治療の技術においても高いものを求められます。
学内学習では学生同士、かつ医療現場のリアルさのない環境での練習が多くなります。そのような学内の学習だけでは、身体や精神状態が異なる患者様に通用する技術を獲得することは困難です。

OSCE 「OSCE」は現在、臨床において発揮される能力を最も測定できる方法とされています。検査や治療のテーマごとに実際の患者様や医療現場を想定した環境を設定し、技術だけではなく、患者様とのやりとりまで含めて判定をします。
この試験を講義の節目ごとに数回、実際の試験形式で実施し、採点も一つ一つの技術項目を細分化して行い、各個人の弱点部分を即時フィードバックすることで、個人・グループ練習における課題を明確にしています。明確な練習課題を持った上で練習を積み、科目の最終試験、さらには実際の臨床現場において力を発揮できるよう指導しています。

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